キーレスファントム2 /リレーアタック対応のキーフリー連動
カーセキュリティ「パンテーラ」「ゴルゴ」を純正キーフリーシステムに連動しても、リレーアタック対策済みなので安心して使える唯一の方法です。便利な純正機能を活かしてクルマを守るならキーレスファントム2をおすすめします。
キーフリーに連動させない場合は、純正のロック連動ミラー格納機能は利用できません。また純正アラームにも連動しませんので利用したい場合には純正キーフリー(もしくは純正リモコン)操作とセキュリティのリモコン操作の2つをその都度行う必要があります。この煩わしさを解決できるのがキーレスファントム2です。
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キーレスファントム2取付作業のご予約については当店へ直接お問い合わせ下さい。
Keyless Phantom2 Debut!
プロテクタはカーセキュリティーの最高峰パンテーラを㈱ユピテルと共同で企画開発し、その後もセキュリティーに関わる数々のオリジナル商品を開発してまいりました。自動車盗難防止を通じて社会貢献をしてきた企業です。
そのプロテクタが独自に開発したMade in Japanのカーセキュリティーオプション「キーレスファントム2」を2020年に発売いたしました。
そして2021年8月、キーレスファントム2はスキャンロックタッチプロとつながります。これによりスマホのアプリと併用することで、「スマートDISARM」が利用できセキュリティー性能と利便性をさらに進化させることが可能です。
キーレスファントム開発ストーリー
様々な車両盗難手口がある中で、近年はリレーアタックと呼ばれるスマートキーの通信を悪用し、車に傷をつけずに簡単に盗む手口が増えているのはご存知の方も多いと思います。車の盗難手口や侵入手口にはイモビカッター、キープログラマー、積み替え、コードグラバー、ピッキング、ドリルアタックなどがあり最近の車の多くが電子キーを採用しているためリレーアタック、コードグラバーによるものが多いと言われています。さらに昨年からキャンインベーダーと呼ばれる手口による侵入も増えています。
また盗難防止のためにせっかく取り付けたセキュリティーをキーフリーに完全連動(ロックで警戒、アンロックで警戒解除)すると、リレーアタックで狙わると即座にセキュリティーが解除されてしまい、愛車を盗まれてしまうという結果になりかねません。
このようにセキュリティーのスマートキー連動はたいへんリスクを伴うため、せっかくのスマートキーの利便性を活かすことができませんでした。
プロテクタはお客様の不便さと安心を両立させるため、リレーアタックという言葉がまだ一般的になる前の、2016年に電波ジャックの盗難手口に対応したセキュリティーオプション「キーレスファントム1」を発売しました。
この年の12月には、愛知県半田市のカー用品店の駐車場でリレーアタックによるものと思われるレクサスLS盗難事件が発生し、水面下でリレーアタックによる手口が増え始めた頃だと推測しています。
カー用品店の駐車場に車を停め、被害にあった男性が店内に入るまでの僅かな時間で車が盗まれてしまいました。
男性の車はレクサスLSで、自分の車のハザードランプが点滅するのを目撃したそうです。リレーアタックによる手口では純正キーフリーで操作した場合と同じですのでやはりこの事件はリレーアタックだった可能性が高いと思います。
キーレスファントム2の開発
キーレスファントムの登場により、多くの方がユーザーが利便性と安心感を同時に手に入れる事ができました。しかしその後使用部品が入手不可能となり販売終了を余儀なくされました。
そして2018年12月には東大阪市で発生したリレーアタック手口の防犯カメラ映像が話題となり一気に世間に知れ渡り、またその危険性についても関心が高まりました。そしてプロテクタは電子化が加速する最新車両への適合と、動作安定性を向上させ新たな「キーレスファントム2」の開発に着手しました。
キーレスファントム2は車両内の通信システムを解析し、純正機能をできるだけ活かして便利に使えることを念頭におき製品化を進めてきました。
車両の進化とともに、窃盗団の手口もだんだんと巧妙化していることから、裏では車両盗難の新手の手口を開発している者の存在が明らかです。車両にイモビライザーが純正装着後も車はたくさん盗まれていますし、スマートキーの登場とともに手口も大きく変わりました。イモビカッター、キープログラマー、リレーアタック、積み替え、コードグラバー、キャンインベイダーなどここ15年で数々の手口が発見され、今後も新たな手口が出てくることは言うまでもありません。
利便性の高いスマートキーは常に危険と背中合わせ!
セキュリティー性能と利便性は相反するもので、セキリュティー性能を上げると利便性が下がり、利便性を上げるとセキュリティー性能は下がります。
スマートキーの利用がこの例で、利便性の高いスマートキーを使うと、リレーアタック盗難の標的となるリスクが伴います。
リレーアタック対策グッズに電波遮断ポーチがありますが、車の乗り降りの度毎回ポーチからリモコンを出し入れする手間が必要という面倒な側面があります。手間がかかるとそのうち使わなくなったり・・・
盗難防止の目的でカーセキュリティーを取り付けても、このキーフリーに連動して作動すると簡単にセキュリティーを破られて盗難されてしまう危険性があります。
この理由から、セキュリティーを取り付けた場合はキーフリーには連動せず、セキュリティー単独で操作することが唯一安全な方法でした。しかしこの煩わしさを解決してくれるのがキーレスファントム2なのです!
レクサス・トヨタ車が盗難ワースト10の9割占める
日本の自動車盗難事情は、ここ何年も圧倒的にトヨタ・レクサス車であります。キーレスファントム2はこれらのトヨタ・レクサス車向けに特別に開発しました。2020年のワースト11のデータによると、実に8割以上をヨタ・レクサス車が占めています。
1位 ランドクルーザー、2位 プリウス、3位 レクサスLX、4位 アルファード、5位 レクサスLS、6位 ヴェルファイア、7位 レクサスRX、ハイエース、 9位 ヴェゼル、10位 レクサスGS、11位 クラウン、インプレッサ、エルフ、ハリアー
2020年よりレクサス車は車種別の件数が発表され、4車種(LX、LS、RX、GS)がランキングに入っています。トヨタ・レクサス車の人気の高さを物語ってはいますが、ユーザーからすればメーカーに盗まれないように考えてほしいところです。
リレーアタックやコードグラバーの手口にも対応
パンテーラ・ゴルゴオプション品であるキーレスファントム2はスマートキーの電波を中継して盗むリレーアタック手口に対応している上、さらにキーレス電波をコピーして盗むコードグラバーにも対応しています。
コードグラバーという手口はリレーアタックほど知られていませんが、電波を利用して盗むいわゆる「電波ジャック」です。いつこの手口が流行してからでは遅いのです。一歩先を考えておく必要があります。
キャンインベイダーの手口にも対応できるのか!?
レクサスLXやレクサスRXでの報告が急増しているキャンインベイダーという侵入手口の場合、車両コンピュータを純正キーレス(正規の方法)で解錠したと思い込ませるため標準装着されている純正アラームは作動しません。このためリレーアタック同様純正以外のセキュリティーが装着されていないと警報は鳴りません。
キーレスファントム2はスマートキーやコードグラバーで侵入されたときにも対応しているため、新たなキャンインベイダーの手口にも対応できると考えられます。メインのセキュリティーがパンテーラやゴルゴなので普段便利に使いながらも愛車をガッチリガードできます。
デジタル信号利用で動作確実
車の盗難防止装置を装着するショップはたくさんありますが、年々車両の電子化が進み電装品の装着が難しくなっています。
特にカーセキュリティーの取付ともなるとナビゲーションやETCと違い配線数が多く、センサーの取付や調整、隠蔽配線・設置なども必要となるため取付には長い時間がかかります。
パンテーラ・ゴルゴオプション品のキーレスファントム2はトヨタ・レクサス車専用品設計となっており、対象車種の車両信号が確実に検出できるようにデジタル信号を利用しているため、従来のアナログ式では発生する可能性のある純正システムとの連動動作不良や、可能性は低いけれど偶発的に起こりうるセキュリティーホールといったリスクの面でも優位であることは明らかです。
プロテクタグループをはじめとするカーセキュリティーパンテーラ・ゴルゴの正規販売店ならセキュリティーの知識や取付経験も豊富なので安心して作業を依頼することができます。
普段の操作はキーフリーでOK
キーレスファントム2は純正キーフリーを日常的に使う前提で設計されていますので、カーセキュリティー(パンテーラ/ゴルゴ)を取り付けても通常のキーフリーの使い方と同じです。初めてセキュリティーをお使いになる方でも心配は要りません。
キーレスファントム2なら、万一リレーアタックやコードグラバー、キャンインベーダーで攻撃されても瞬時にセキュリティーを解除されることなく愛車を守ってくれる便利で安心できるシステムなのです。
その他のメリットとしては、純正キーフリーを利用するためロック連動ミラー格納機能付き車両はその機能を活かすことができますが、キーレスファントム2を使わずにミラー格納機能を使いたい場合にはオプション回路を組む必要があります。またキーレスファントム2を取付けた場合は純正アラーム誤って自分が発報させることは考えなくても良いですが、キーレスファントム2を付けない場合は自ら純正アラームを発報させないよう注意が必要です。
キーレスファントムは進化を続けます
キーレスファントムは新型車種への対応や、新たな機能追加のため随時プログラムを開発を行いアップデートしております。
これまで純正オートアラーム付車両に社外製セキュリティーを取り付けた場合、純正オートアラームを制御することができないのでセキュリティーのリモコン操作ではオートアラームを発報させないよう注意が必要でした。しかしキーレスファントム2ならば純正オートアラーム稼働中にセキュリティリモコンでも同時に解除できます。これは純正キーレス操作後ならば、セキュリティーリモコンもキーレスと同じ役目を果たせるようになっているからです。キーレス連動ミラー格納・復帰にも対応しています。
※キーレスファントムは内部プログラムを書き換えることで最新バージョンへアップデートが可能です。またアップデートは有料となり、製品本体輸送の日数と交換作業をあわせて数日いただく場合がございますので販売店へお問い合わせ下さい。また車両によりアップデートの対応ができない場合がございますので予めご了承下さい。
またデジタルドアロックシステム「スキャンロックタッチプロ」とのリンクにより、スマートフォンのアプリの利用が可能となります。※ これにより個別に設定した解除操作なしにアンロックと連動してセキュリティーの警戒解除ができる(スマートDISARM)ので更に便利なシステムへ進化させることが可能です。
取付けはプロテクタグループ、パンテーラ・ゴルゴ正規販売店へ
キーレスファントム2をお取付希望の方は最寄りのプロテクタグループか、全国のパンテーラ販売店・ゴルゴ販売店へお問い合わせ下さいませ。
パンテーラ販売店
ゴルゴ販売店
※キーレスファントム2はパンテーラ・ゴルゴと接続して使いますので単体でのご利用はできません。
※パンテーラZシリーズの現行モデル、ゴルゴ現行モデルVシリーズおよびⅢシリーズに対応しています。
※ユピテル製MCアダプタⅢ等、純正キーレス連動オプションと併用は出来ません。
※既存のシステムへキーレスファントム2を追加した場合、操作と動作が異なる部分がございますので予めご了承下さいませ。
パンテーラ/ゴルゴへ装着時の機能制限について
キーレスファントム2ご利用時には一部機能制限がございますので、下記の設定でご利用いただくことを予めご了承下さい。
- 必須設定 オートARM機能=OFF / オートロック機能=OFF / オートアンロック機能=OFF / VASモード=OFF / MCアダプタ割付 IG2=ARM4(パンテーラのみ)
- 推奨設定 操作確認->ハザード=OFF(パンテーラのみ)
詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
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※キーレスファントム2はパンテーラ・ゴルゴと接続して使いますので単体でのご利用はできません。
※パンテーラZシリーズの現行モデル、ゴルゴ現行モデルVシリーズおよびⅢシリーズに対応しています。
※ユピテル製MCアダプタⅢ等、純正キーレス連動オプションと併用は出来ません。
※既存のシステムへキーレスファントム2を追加した場合、操作と動作が異なる部分がございますので予めご了承下さいませ。
パンテーラ/ゴルゴへ装着時の機能制限について
キーレスファントム2ご利用時には一部機能制限がございますので、下記の設定でご利用いただくことを予めご了承下さい。
- 必須設定 オートARM機能=OFF / オートロック機能=OFF / オートアンロック機能=OFF / VASモード=OFF / MCアダプタ割付 IG2=ARM4(パンテーラのみ)
- 推奨設定 操作確認->ハザード=OFF(パンテーラのみ)